VTuberのアバターの種類と入手方法【無料から制作依頼まで】
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VTuberを始めるのに際して、最初のハードルはアバターの準備でしょう。 企業VTuberなら基本的に運営が準備してくれますが、個人勢だと自分で用意せねばなりません。 そうすると様々な疑問が出てくるでしょう。 アバターにはどんな種類があるの? どうやって入手すればいいの? どれぐらいお金がかかるの? 出来れば安く準備できない? 今回はアバター制作に必要なそれらについてを解説していきます。 LIVE2Dと3Dアバターの違い 機能面での差異 Live2Dモデル 2Dイラストをリアルタイムに動かす。 ほとんどのVTuberがLive2Dを使用している。 豊かな表情が付けられる。 3Dモデル 3Dモデリングを用いているため360度映せる。 2Dよりも人間と同じ動きが可能。 VRChatなど仮想空間のアバターとしても使用可能。 上記から見て取れる両者の大きな違いは、そのまま表現方法の差です。 Live2Dは描画範囲以上の稼働はできないため、背中や下から眺めるといったことはできません。 しかしイラストだからこそ豊かな表情を描画できます。 3Dはイラストに比べると表情がパターン化されて乏しくなる傾向にあります。 しかしながらモデリングを生かした全身を使った演技が可能です。 VTuber活動ではどちらの方がいいのか 単純にVTuberとしての機能面だとどちらが優れているかで言えば、用途によって左右されます。 例えば、雑談やゲーム配信ならそこまで激しい動きは必要とされないケースが多く、むしろ表情の豊かさが重視されるでしょう。 使うソフトウェアによっては3Dアバターが未対応の可能性もあります。 純粋な配信のみで考えるならば、あえて3Dを使用するメリットは、珍しさ以外にそんなに大きくはないと言えます。 ただし、VRや3D空間を利用した活動ならば3Dが必須です。 歌って踊れるアイドルは3DVTuberであれば実践できますし、実際Clusterなどでライブ活動を行っているVTuberも存在します。 VR空間を使えば、ファンの人達とより身近な交流が可能です。 これらはVR技術がより社会に浸透していく程に大きな強味になっていくと思われます。 VTuberモデルの入手方法 配布や販売しているモデルを使用する 一番簡単なのは、BOOTHなどの個人出品できる販売サイトで購入することでしょう。 数千円から数万円程なので依頼するよりはかなり安く買えますし、中には無料配布されているものもあります。 ただしこれらは汎用型であるため、アバターの大きな魅力の一つであるオリジナリティは失われます。 また、稼働面などのクオリティでも見劣りすることが多いです。 商業利用不可などの利用制限が付いているケースもあります。 総合的な特徴から、収益化を目指した活動をしたい方の活用はかなり厳しいでしょう。 逆に、個人的な趣味レベルでの配信や交流。とりあえずVTuberをはじめてみたいといった方には、最初の導入としてオススメです。 専用ツールを使って自作する 「無ければ作ればいいんだよ!」と言えば、「それができたら苦労はしねーんだよ!」と返す人が大半でしょう。 確かにLive2Dアバターはイラスト技術が必須となり、素人には難しいです。 しかし3Dアバターだと『VRoid Studio』を使用すれば、ゲームのキャラクターエディット感覚でキャラ制作が可能です。 実際、3Dアバターの制作依頼を行なっている方の中にも、『VRoid Studio』を活用している方はかなり多いです。 ただし、モデリングデザインや選択肢はソフトに依存するため、やはりオリジナリティにはやや欠けます。 多少勉強すればコスチュームなどは個人制作の別売り(数百円〜数千円程度)を購入して着せ替えるなども可能です。 制作費が安価(数万円程度)だけど、行程のほとんどが『VRoid Studio』頼りの人に依頼するなら、自分で作ることも選択肢に入るでしょう。 制作依頼する 安く済ませる方法こそありますが、収益化して稼げる程の人気を目指すならば、やはりこれが一番現実的かつスタンダードになります。 スキマやココナラなどで個人制作の依頼を請け負っている方は大勢います。 Live2Dで依頼する場合 Live2Dの制作はいくつかの段階に分かれており、個別に発注するか、まとめて一人に依頼するかなどの選択肢が生じます。 ①キャラクターデザイン ②パーツ分けしたイラストを制作 ③イラストを動かすためのモデル制作 モデル制作に必須なのは②と③です。 (①は②の中にまとめられるため) まず①を気に入ったイラストレータに描いてもらい、モデリング制作を他の人に依頼した場合、結局②の制作は必要なので基本的に一貫した料金になるためです。 また、絵柄の細部まで再現したい場合、お断りされたり追加料金が発生したりするケースもあります。 また、②まで請け負えるなら③もできる人が多いです。 (少なくともココナラなどで依頼を請け負う人ならば) それなら途中で認識のブレがでないよう、最初からモデリングの完成までしっかり意識して制作してもらった方が、イメージ通りのアバターが出来上がりやすいでしょう。 そのため個人的には①〜③までを全て一貫して依頼する方式がオススメです。 費用については、個人への制作依頼だと、価格差はかなり激しいです。 多くが合計10万円~数十万円程度で、この水準を下回ることもあり得ます。 絵柄については好みも大きいですが、絵が上手い人=高いとは限りませんし、逆もまた然りです。 中には①~③の全部セットで10万円以内で収まるケースもあります。 制作実績を作りたい方や、手が早いので依頼数をこなして稼ぎたい、スケジュールの空きを埋めたい方など理由は様々です。 バストアップくらいまでならば、7万円以下だった出品もありました。 ただしこれらも、他のオプションを加えると予想以上に高額化することがあります。 装飾品や揺れの多さ、表情の数などでも価格が向上します。 例えば胸の大きなアバターでリアルな揺れ方を追求したい場合です。 それだけイラストのパーツ数が増えるため、価格計算にオプションとして上乗せされることはよくあります。巨乳税。 表情の多彩さも価格次第で変動します。 顔は基本的な『あいうえお』の口の動きに加えて、喜怒哀楽の表情があれば大抵はどうにかなるでしょう。 そのため、これらは一式セットになって金額設定されていることが多いです。 特にこだわりがないのなら、表情については活動しながら不足を感じれば増やしていく方式でいいと思います。 大抵の出品者さんは後で表情差分の追加なども受けてくれます。 心配なら先に確認しておくといいでしょう。 3Dモデリングで依頼する場合 3Dモデリング制作はUnityというソフトを使った制作が一般的です。 そして3Dは2D以上に価格の幅が大きいです。 完全なフルスクラッチになると、数十万円以上になるケースが増えてかなりの高額になります。 クオリティを重視するなら100万円を上回ることもLive2Dより多くなってきます。 また2Dに比べて制作を依頼できる人の選択肢も限られます。 安く済ませようとすると求めるクオリティよりも低いか、好みに合わない人しか見つからないことも珍しくありません。 しかし前述した通り、VRoidでの制作が主体の場合は、数万円~5万円程度に収まることも多いです。 ただし、衣装や小物類などVRoidだけではカバーできない部分や、処理が複雑化すると、制作期間や料金が大幅に増えるといったことも発生します。 他にもBOOTHで販売されている素材を改変して、カスタマイズする方法を駆使する人もいます。 ただし元素材が前提のため大幅な改変はできません。 そこまで特殊でこだわりの強いデザインではないなら、既製品の改造も選択肢の一つです。 アバター制作依頼はスキマとココナラどちらがいいか VTuber向けアバターの制作依頼を行う場合は、スキマとココナラが大手で出品数と質のバランスも取れています。 SKIMA(スキマ) 値段で比較すると、アバター関連はスキマの方がやや安価であることが多いです。 一見同じような値段でも、ココナラだと購入時に手数料が別途加算されます。 (スキマ側だと手数料は出品者負担です) またスキマはイラスト系がメインのサービスなので、システム的にも探しやすいです。 ココナラ 出品数はココナラの方が多く、クオリティも高いものが多いように感じます。 出品者数の差は特に3Dアバターの方で目立ちます。 3Dアバターはスキマだと販売者が少ないため、現在はココナラを主体に探すことをオススメします。 とは言え、出品者と価格の相場は日々変化していくものです。 また、両者共に登録は無料で、不定期に割引クーポンを出すことがあります。 何よりオリジナルアバターは高価で自分の分身として長い付き合いになる存在です。 […]